コラス 愛 個展 「人の麓に」

Art Space 銀河101は、5月28日(土)からコラス愛個展『人の麓に』を開催いたします。

【展示概要】

コラス 愛 個展『人の麓に』

会期: 2022年5月28日(土)~6月5日(日)

開場時間: 13:00~19:00  

入場料: 無料

【展示会主旨】

コラス愛は人や動物、自然の本質的な姿を見つめ、絵画や立体作品を制作するアーティストです。

作家自身は「私は地球上の自然や生き物たち、人という動物の伝統的、本質的な姿を愛しています。日常を彩るささやかな一瞬に喜びを感じながら、人類が発展していく中で切り捨てられ見逃され、この先消えゆくであろう素晴らしい景色や命を記録的に描いています」と語っています。

彼女が描くありのままに生きる自然の姿は、文明が発展していく中で見過ごされることが多い存在ですが、其の実、尊いものと言えるでしょう。作家の出会ったささやかな景色や生命の記録を是非ご高覧ください。

【出展作家略歴】

コラス 愛

Meï Collasse

1990 東京都生まれ
2016 東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業 2018 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 修士課程 修了

【個展】
2021 『ここより 遠くへ』東京九段耀画廊、東京 2019 『うごく いきもの』東京九段耀画廊、東京 2016 『コラス愛展』、CHIKYU GREETINGS、東京

【グループ展】
2020 New Horizons、Var Gallery 、ミルウォーキー(アメリカ)

パン屋と絵12、ドイツパンの店 タンネ、東京
2019 9th DISCOVER THE JAPANESE ART 2019、アブダビ(アラブ首長国連邦) 2018 トウカ、アートスペース ココノカ、東京

Bird Love Watch、RISE GALLERY DESIGN STORE、東京 2017 Réver 2074、東京藝術大学 大学美術館、東京
Birdful vol.3、東京九段 耀画廊、東京
2016 Birdful vol.2、東京九段 耀画廊、東京

VANコンテスト、株式会社ベリタス、東京 2015 IN THE INTERVALS、株式会社ベリタス、東京

【掲載】
2021 著リシャール コラス「Dictionnaire amoureux du Japon」挿絵 2019 著 山崎亮「ケアするまちのデザイン」挿絵 2016 美術手帖「あなたの知らないニューカマーアーティスト100人」 掲載

【ウェブサイト】

meicollasse.jimdofree.com

『明けの明星』-現代作家4名のグループ展-

『明けの明星』-現代作家4名のグループ展-

展示作家:北上貴和子・小島有加里・儲靚雯・堀田ゆうか

会期: 2022年5月1日(日)~5月7日(土)

開場時間: 13:00~19:00    最終日: 13:00~16:00

関連イベント

「アーティストトーク」

日時: 5月1日(日) 17:00~18:30

参加費:無料

出展作家4名によるアーティストトークを行います。

※混雑緩和の為、入場人数の制限を行う可能性があります。

[展示概要]

本企画に参加する4名は、今年の春に東京芸術大学を卒業・修了した作家達です。同4名は自身の学生生活の最後の2年間をコロナ渦で過ごし、自身の生活様式の変化により制作スタイルが制限され、より自分自身と向き合いながら制作を行ってきました。 

今春、学部を卒業した堀田ゆうかは、人に内在するであろう様々な脆弱さをつなぎ合わせることで立ち上がる絵画などを肯定していくような制作をしています。

北上 貴和子は、フラクタルなどの複雑系科学と東洋哲学との接点を探りながら、美術における理論と実践を研究し、その接点の1つである動的なプロセスをテーマに作品の制作や展覧会のキュレーション、アートプロジェクトなどを行っています。

小島有加里は器や机、照明などを全て制作することによって、どこか人の気配を感じる空間を作り出しています。大事な人を想いたい気持ちから、自分に足りない景色を作り上げることで、想いも景色も本物へと昇華させていく作品を発表しています。

儲靚雯(チョセイブン)は、母への思いや母と自身との関係性を下敷きに、今日における自己と他者や、物事に関する線引きなどを一つのシリーズとして表現しています。社会の姿を果物に置き換えて静物を構成し、作品を制作しています。

展示タイトルである明けの明星は夜明け前に東の空にひときわ明るく見える金星のことを指します。コロナ渦の現在の状況に夜明けが来ることを願いながら、その中で美しくまたたく作品群を是非ご高覧ください。

【出展作家略歴】

小島 有加里

1997年 神奈川県出身

2019年 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業

2022年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了

主な展示歴

2019年「2018年度多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院修了制作展」/多摩美術大学八王子キャンパスにて

    「Guest House」/ 裏参道ガーデンにて

2020年「第53回かわさき市美術展」/ミューザ川崎シンフォニーホールにて

2021年「Ogumaga studio展#1 何気ない美しい日常」/Gallery Café 3にて

             「Choreographer’s Concerts 『FISH SPINE』」/宇フォーラム美術館にて

             「ゆうれいたちのソウマトウ Phantom/Phantasmagoria」/東京藝術大学陳列館1・2階、正木記念館2階にて2022年「第70回東京藝術大学卒業・修了作品展」/東京藝術大学上野キャンパスにて

受賞歴

2019年  多摩美術大学美術学部卒業制作優秀作品 選出

      福沢一郎記念美術財団「福沢一郎賞」 受賞

2020年  第 53 回かわさき市美術展にて「審査員特別賞」、「市民賞」 受賞

2022年  公益財団法人メトロ文化財団「メトロ文化財団賞」 受賞

堀田 ゆうか 

1999 愛知県出身

2022 東京藝術大学絵画科 油画専攻卒業

現在 東京藝術大学大学院 美術研究科在籍

主な展示

2022 焼きつく線 / gallery TOWED

第70回 東京藝術大学卒業・修了制作展 / 東京都美術館

2021 明日はいない / 目黒rusu

ストレンジャーによろしく / 金沢アートグミほか金沢市内13カ所(芸宿103ギャラリー)

その場合、わたしは何をする?〜版画のひきだし〜 /  藝大アートプラザ

第23回グラフィック「1_WALL」展 / ガーディアン・ガーデン

2020

沈黙 / 目黒区美術館 区民ギャラリー

2019

久米賞2019  /  東京藝術大学 Yuga Gallery,立体工房

Portrait  /  東京藝術大学 Yuga Gallery

2018

全国大学版画展  /  町田市国際版画美術館

受賞・入選

2022

東京藝術大学 卒業制作買上賞

2021 

第42期国際瀧冨士美術賞 特別賞

第23回グラフィック「1_WALL」 ファイナリスト

2019

久米桂一郎奨学金 受賞

Web Site : https://hoabokani.wixsite.com/ht-site

instagram : @yuukasun

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儲 靚雯

1996年生まれ、東京藝術大学大学院油画科出身。

個展

2021 ギャラリー美の舎(東京都根津)

2022 エキュート上野駅構内(東京都上野)

          西日暮里BOOKAPARTMENT(東京都西日暮里)

主なグループ展

2020「ポコラート vol.9」、アーツ千代田 3331(東京都千代田区)

2021「第15回藝大アートプラザ大賞展」、藝大アートプラザ(東京都上野)

「絵画の筑波賞」展 、スタジオ’S (つくば市) + 西武池袋本店(東京都豊島区)

「群馬青年ビエンナーレ 2021」、群馬県立近代美術館(群馬県高崎市)

「SDGs x ARTs 展」、東京藝術大学大学美術館(東京都上野)

「創作の場」、小原流会館(東京都南青山)

「裂織日常」展、旧平櫛田中邸(東京都谷中)

2022「第16回藝大アートプラザ大賞展」、藝大アートプラザ(東京都上野)

「積水ハウスミーツアーティスト」SUMUFUMU南青山(東京都南青山)

「変わり続けるアートの広場」、藝大アートプラザ(東京都上野)

「To The Future 未来へ」、長亭Gallery(東京都日本橋)

「アートにつながる日常」常設展、ToMoRrow Gallery(東京都新橋)

「私東京」出版記念展、森岡書店(東京都銀座)

受賞歴

「学生選抜展2020」奨励賞、ギャラリー美の舎(2020)

「To The Future未来へ」優秀賞、長亭Gallery(2022)

報道歴:

2020.9.10 「日テレ スッキリ」で作品が紹介されました。

2021.2.23 「テレビ朝日 じゅん散歩」に作品が紹介されました。

2021.7.28  サンケイリビング新聞に作品が掲載されました。 

2022.2.27  映画「ニュー・トーキョー・ツアー」(監督:鄭禹晨)」

       (東京都写真美術館ホールにて上映)にアーティストとして出演

北上貴和子

1991 東京生まれ

2020 東京藝術大学絵画科油画専攻 首席卒業

2022 東京藝術大学大学院美術研究科油画研究室 修了

展示

2017 「全国美術教育リサーチプロジェクト-文化芸術基盤の拡大を目指して-」展(東京藝術大学 大学美術館)

         「あの動脈とこの静脈-時と空間の旅-」展 企画(東京藝術大学絵画棟)

2018 安宅賞「星のフィラメント」展 企画(東京藝術大学絵画棟)

         「NI/O」展 企画(アーツ千代田 3331)

          「鶯谷藝術大學校」プロジェクト 企画(台東区根岸キノネアトリエ)

2019「東京インディペンデント2019」展 ディレクション(東京藝術大学 陳列館)

          上野芸友賞「Singing Gene」展 企画(東京藝術大学絵画棟)

        「金沢彫刻祭2019」展(金沢美術工芸大学)

        「令和元年度 東京藝術大学絵画科油画専攻 4年生卒業制作」展(東京藝術大学 付属図書館ラーニングコモンズ)

        「第68回東京藝術大学卒業・修了作品」展(東京藝術大学 展望デッキ)

2020 「SDGs×ARTs」展 十七の的まとの素もとには芸術がある(東京藝術大学 大学美術館)

2021 「裂織日常」展(台東区 旧平櫛田中邸アトリエ)

2022 「令和3年度 東京藝術大学 卒業・修了」展(東京藝術大学絵画棟Yuga Gallery)

入賞

安宅賞(2018),上野芸友賞(2019),O氏記念賞(2020),東京藝術大学卒業買上げ賞(2020),東京藝大アートフェス2022ゲスト審査員特別賞

大杉祥子・高橋梓 2人展『TWO GIRLS / ツーガールズ』


・会期: 2021年12月2日(木)~12月11日(土)
開場時間: 12:30~19:00
最終日: 12:30~16:00


・会場: Art Space 銀河101
・入場料: 無料


・アクセス: 〒164-0003 東京都中野区東中野1-46-20  植野荘1階 Art Space 銀河101
JR総武線東中野駅 東口から徒歩2分 都営地下鉄大江戸線 徒歩5分

描く方向性は全く異なるが、同時に互いの表現に対し敬意を持つ二人。本展は、共通項を設定するのではなく、ありのまま両者の作品が隣り合う空間を目指したものである。その様子を、第三者の視点から形容した言葉として、タイトルを「TWO GIRLS / ツーガールズ」と名付けた。

大杉祥子・高橋梓 ワークショップ
「クリスマスオーナメントをつくろう」

日時: 12月4日(土)と12月5日(日)

詳細が決定次第webで公開いたします。

作家略歴

大杉祥子 OSUGI SHOKO
1990年 長崎県生まれ2015年 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻卒業2017年 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻版画第2研究室 修了
2018年 個展「さよならカステラまた来てちゃんぽん」 文房堂ギャラリーCafe(東京)
2019年 「LUMINE meets ART AWARD 2018-2019」 ルミネ新宿 ルミネ2(東京)
     あきる野市アーティスト・イン・レジデンス(東京)に参加
2020年 Spinner Markt スピナーマルクト(スパイラルガーデン/東京)     SPINNER MARKT-OUR GIFT-(スパイラルガーデン/東京)
2021年 【Tsubomi Collection Vol.5 Japan】NEW ROOM at Showcase Spiral 1F   (スパイラル/東京)
ささいな気になることをアイデアに記憶に留めたいものを表現する。訪れた国や街をテーマにした紙人形などを制作。

高橋 梓
経歴
1991 埼玉県生まれ
2016 東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
2017 ウィーン応用芸術大学 交換留学 / アイルランドにてアーティストRichard Gorman氏のアシスタント
2019 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 版画第1研究室 修了
現在、同大学 版画第1研究室教育研究助手

主な展示歴
2017 「Shotai」(SO Fine Art Editions / ダブリン、アイルランド)
2018 個展 (アートゾーン神楽岡 / 京都)
2019 「AIRMAIL #2」
(柳沢画廊 / 埼玉、SO Fine Art Editions / ダブリン、アイルランド、ASSAB ONE / ミラノ、イタリア)
「日中韓版画3人展 Toward the Future」(B-gallery / 池袋)
2020 「YAN」(SO Fine Art Editions / ダブリン、アイルランド)
個展「かけらをあつめて」(伊勢丹浦和店)
2021 個展 (アートゾーン神楽岡 / 京都)
「DUB」(柳沢画廊 / 埼玉)
「その場合、わたしは何をする?~版画のひきだし~」(藝大アートプラザ / 上野)
「Japan meets Tirol – Grafik」(Kunst-Werk-Raum / オーストリア)

作品について
紙や画材から着想した色や形を組み合わせることにより、新しい景色を見る試みをしています。
図を切り抜いた型紙を紙や布の上にのせ、叩き筆で絵の具を塗って形を刷り出す「ステンシル」と色鉛筆を
組み合わせたり、リトグラフをはじめとする版画技法を用いて制作しています。

『PAUSE・PRINT・PAUSE』 ArtistTalk 公開しました!

市川詩織・堀岡暦 2人展『PAUSE・PRINT・PAUSE』 会期:2021年 9月1日(水)〜 9月11日(土) 関連企画 「PAUSE・PRINT・PAUSE」作家 Web対談 この企画はのコロナウイルス感染拡大の影響により 中止となったアーティストトークの代理として、実施されました 。 2021年の9月4日まで、皆さんから作家への作品に関する質問や、逆に作家から鑑賞者の皆さんに聞きたい質問への回答を会場とTwitter、インスタストーリーにて、ご質問・ご回答を受付し、お送りいただいた質問・回答は、を動画内で紹介させていただいています。

登壇者:市川詩織・堀岡暦 進行:大人倫菜

市川詩織・堀岡暦 2人展『PAUSE・PRINT・PAUSE』

市川詩織・堀岡暦 2人展

『PAUSE・PRINT・PAUSE』

会期:2021年 9月1日(水)〜 9月11日(土)

平日:14:00〜19:00  土曜・日曜13:00~19:00

(最終日は13:00~16:00) 休廊日:9月6日(月)

アーティストトーク: 9月5日(日)17:00〜

入場料:無料

銀河101では2021年 9月1日から市川詩織、堀岡暦による2人展、「PAUSE・PRINT・PAUSE」を開催いたします。

市川と堀岡は東京藝術大学在学中から同じフィールドで制作を行っており、世界をややひねくれた視点で見るという点や、素直に正攻法で制作を行わないという点で面白い類似点があり、学生時代から奇妙なものを見つけては変態的に作品にしている様子を傍目に見つつ、互いに影響を受けてきました。

市川は人間の周りで奇妙な状況を強いられる生き物、または人間社会の周辺で淡々と各自の生活を営む生き物を、堀岡は人間の生活を縁取るように自生していたり設置されていたりする生垣や軒先の鉢植えを、今回の展示作品のモチーフとして扱います。

【展示会主旨】

展示名の「PAUSE・PRINT・PAUSE」のPAUSEは、「立ち止まる、思案する、ためらう」などの意味を持ち、何事もスムーズには進まない二人のぎこちない生き方を表現できる言葉として用いました。そしてその間に入り込む、PRINTという過程は、自分たちの歩いてきた道やたどった思考をひとまずそこに留めおいておくとても重要なものです。

また、DMのメインビジュアルはお見合い写真を模しており、似た読み方の「ポーズ(POSE)」にかけた言葉遊びでもあります。2人展らしい展示ビジュアルを素直に受け入れられないの二人の作品のややぎこちないお見合いをご堪能ください。

【出展作家情報】

市川 詩織(いちかわ しおり)

1993年埼玉県生まれ。

2016年に東京藝術大学 絵画科 油画専攻 卒業、2018年に東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 版画研究分野 修了。

人間社会を客観的に映す鏡のような存在として、人間に影響を受け奇妙な変化をしてきた生き物、または人間社会の周辺で淡々と各自の生活を営む生き物をモチーフに版画やドローイングの作品を制作している。

略歴

2017

「ZURETA / INTERNATIONAL CONTEMPORARY PRINTED ART」

Tokyo University of the Arts(日本)

College of Fine Art of Shanghai University(中国)

Galéria Medium / Medium Gallery, Bratislava(スロバキア)

NEON Gallery, Wroclaw(ポーランド)

「’Shotai’ Exhibition 」

2018

「Independent Tokyo」 タグボート特別賞

「Hey Human, (ねぇ人間、) 」(個展: tagboat Gallery)

「なでたような跡がある」(表参道画廊)

2019

「FUNNY BONE」 (個展: TAKU SOMETANI GALLERY)

「Sur and Smile」 (グループ展: s+arts gallery)

2020

「s+arts summer exhibition 」(グループ展: s+arts gallery) 

「SLEEPING INSTINCT」(個展: Gallery Soumei-do)

2021

「blooming sensations 」(グループ展: s+arts gallery) 

「Staying Pets」(個展: TAKU SOMETANI GALLERY)

https://www.shioriichikawa.com

堀岡 暦(ほりおか こよみ)

1992年東京都生まれ

2016年に東京藝術大学 絵画科 油画専攻 卒業、2018年に東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻 版画研究分野 修了。現在、同大学 版画第2研究室教育研究助手。

「版画」を学ぶ中で情報伝達の機能を持った「印刷物」としての側面に興味を持って以降、人々の生活の様々な隙間に滑り込んで来た小さな版画=Ephemera(絵はがき、チケット、食品やたばこの箱に補強材または単におまけとして封入されているカードなど)の観察と考察を続けている。

別の土地、別の時代に生きた人々の生活を読み解く手がかりとなるEphemeraと、まるで赤の他人の家の前に、境界としての役割を全うしながらも常に外に対してお披露目されている生垣や植木鉢への興味は同じ部類に入るのではと突拍子もなく思い立ち、今回はそれらを主役としたイメージを制作する。

【主なグループ展】

2019 年 Publish or Perish!-Graphica Creativa 2019 HEARAFTER(JYVÄSKYLÄ ART MUSEUM/フィンランド)

2019 年 あらたよう&堀岡暦 作品展 Seals(レンタルスペース屋上/東京)

2018 年 なでたような跡がある(表参道画廊/東京)

【受賞】

2017 年 O氏記念賞

2016 年 上野芸友賞

大人倫菜個展 『 There is no clock in the forest 』  

2021 年 7 月 2 日(金)から、 美術作家、大人倫菜 ( おおひとりな ) の個展『 There is no clock in the forest 』を開催致します。

大人倫菜は「現実と非現実の境界線」を主なテーマにし、絵画やインスタレーション作品を制作して いるアーティストです。 作品シリーズは何らかの物語をベースに作成されており、一見フィクションの様に見える作品の多くは作家本人が経験したことや、センシティブな子供時代の記憶、身近な人間の人生の記録など過去にあった事実から作られています。

展示タイトルとなる、『 There is no clock in the forest 』はシェイクスピアの喜劇の『お気に召すまま』 でヒロインであるロザリンドが相手役のオーランドに言われたセリフから引用されています。 今回の展示では2019年のフィンランドとロシアで経験したことを基にした作者の新作ドローイングを展示します。

入場料金は無料。是非ご高覧ください。

EXHIBITION

 大人 倫菜  個展

There is no clock in the forest

会期:2021年7月2日(金) ー 7月10日(土)

開場時間 : 火ー金  14:00-19:30

                  土・日  13:00-18:30

                  最終日  13:00-16:00

休廊日:   月曜日

入場料:無料

EVENT

アーティストトーク

7月4日(日)17:00~

【出展作家略歴】

大人 倫菜 ( おおひと りな)
1987 年鹿児島生まれ。 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 同大学修士課修了

2019 年、大学院在学中に交換留学制度を利用しロイヤルアカデミースクールズへ留学。同年に石橋財団油画奨学金を受け、ロシア・フィンランドを周遊した。 現実と非現実の境界線を主なテーマとし、物語性のある作品を絵画 やファウンドオブジェ、インスタレーションなど様々な媒体を通し て制作を行なっている。

主な個展
2018 「Over the sea into the mountains」 ( Burlington House、London) 2018 「Landscapes in the epic」 (Taidekeskus Järvilinna、Finland) など。

受賞歴
2011 「FUKUI サムホール美術展」入選(FUKUI サムホール ) 2014 「トーキョーワンダーウォール公募 2014」 トーキョーワンダーウォール賞 2014 藤幡正樹賞(東京都現代美術館) 2016 「ターナーアワード 2016」大賞 ( ターナーギャラリー )

作家 web site  http://www.ohitorina.work

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Rina Ohito  Solo exhibition 

“There is no clock in the forest”

Date:  2nd July -10th July , 2021

 (Closed: 5th July)

Open hours:Weekdays: 14:00 ~ 19:30 Saturdays and Sundays 13:00 ~ 18:30

(Last day from 13:00 to 16:00)

Admission: Free

※緊急事態宣言延長などにより、会期が変更になる場合があります。

山﨑 慧 個展『うすべったい厚み』

山﨑 慧 個展『うすべったい厚み』

 会期 :2021年 3月31日(水)〜 4月10日(土)(休廊日:4月6日(火))
 平日:14:00~20:00 土曜・日曜12:00 ~18:00
 (最終日は12:00 ~15:00)
 入場料:無料

 EVENT

 アーティストトーク 4月4日(日)17:00~ 


移動が制限された世の中で、住んでいる団地から隣の棟の窓を眺めることと、SNSのタイムラインを流して眺めることに明け暮れる生活をしていました。たくさんの新しい生活が、四角い枠の中に収まって並んでる。私はこの生活で生じた距離を気に入っていました。

そのような距離について、紙に触って、切って、折り畳んで、作成します。

【出展作家略歴】

山﨑   慧 やまざき けい

1984  浜松市出身
2013  東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了
2016  東京藝術大学版画研究室 教育研究助手
2015 個展「景感」(寺町美術館&gallery)
2016   Multiply それぞれの地点より燐光する光 (京都精華大学ギャラリーフロール)
2017   個展 「葉っぱをつくる」 (See Saw gallery)
2018   The 1st International Biennale of Lithography (UK Parobrod、ベオグラード)
 個展「本と本当」(gallery DEN5)
2019   Contemporary Exhibition Vol.1(ギャラリーそうめい堂)
     しぜんとそうなる(gallery DEN5)

作家ウェブサイト
https://keiyamazaki.tumblr.com